2010年7月30日金曜日

棘眠&暴君 突撃

こんにちは、龍詠です(┃ヮ┃x)


早速、棘眠と暴君に行ってきました。
◆まず棘と眠。






















昔と同じ戦法(ヒプ:顔集中、ナス:穴スタンリセット)で、普通にクリア出来ました。
麻痺剣装備が無いので2分クリアとは行かず、
3分クリアが基本になりそうです。。
報酬は、適正ディアが浸透している今においては
それ程インパクトはありませんけれど、やはり美味しいです。


◆続いて、暴君のなわばりの崖上散弾PTに突撃。






















安全性が高く、ほとんど失敗しませんでした。
大体、8~11分でクリア。
6分や7分でのクリアはまだ経験していません。
武器は、テオヴェルメリオSPとドラ天鷹のほぼ二択。
(ただ、カラ骨【小】がモリモリ減るし、単調過ぎて直ぐ飽きが来ます。。)
カラ骨【小】に余裕がある方には、かなりお薦めです。

因みに、笛入りPTで笛に捕獲してもらうと、ほんの少しだけ
カラ骨【小】消費を抑えられます。ほんの少しだけ。。

もし瀕死で逃げられてしまった場合、巣に先回りして
この位置にシビレ罠を設置すれば↓






















勝手に罠に掛かってくれます↓






















但し笛入りPTの場合等は、瀕死の2匹目をワザと逃がし、
暫く寝かせてから捕獲します。(4匹目の登場を遅らせる為。)
その辺は、PTによって臨機応変に。

報酬画面↓






















剛翼、出るわ出るわ
大体2戦に1個のペースで出ました。
多い時は、1戦で2個出る事も。
正月にやらなかった事を、激しく後悔しました。


現在、剛翼は11個ゲット。
これからもどんどん稼ぎます。


☆おまけ☆

新劇場版の「エヴァンゲリヲン・破」を観て、「カレカノ」を思い出しました。





















TVアニメ放映時、
「えっ、少女漫画ってこんなに凄いと?;(博多弁)」
と驚き、少女漫画への価値観を変えられた作品。

当然、全21巻を取得済み。





















丁寧な心情描写、恋愛・家族愛等がテーマのストーリー等、
この作品の魅力を語るとキリが無いので、一番好きな話だけを。

つばさの父親の再婚の話も良かったですが、
一番はやはり、雪野の両親の過去のお話。





















いつも平和的で、ほのぼのとしている
雪野の父・洋之(ひろゆき)と、母・都香(みやこ)が結婚するまでのお話。
TVアニメで言えば、第16話「永久の点綴」。

注)ココから先はネタバレを含みます。
  未観賞の方、これから観賞する予定の方はお手数ですが
  お戻り下さいmm



















洋之
「日暮れ時。広がる町の灯かり。
 どこからか流れてくる夕飯の匂い。
 この時間の空気は寂しくて、
 でも不思議と心地良いんだ。

 こんな時、よく子供の頃を思い出す。
 亡くなった祖父の事、よく登った木、友達。
 今ではもう手を触れることが出来なくなった、
 遠い日の事を思い出すんだ…。」


ここから過去話スタート。






























































洋之と都香は、小さい頃から遊び仲間でした。






















都香
「ヒロちゃん家、お父さんとお母さん居ないって本当?」
洋之
「ああ、そうだよ。」
都香
「ふーん。」






















都香
「うちもお母さん居ないんだ。」



都香は早くに母親を亡くし、父親と二人暮らしでした。
洋之も、早くに両親を亡くし、祖父に育てられていました。






















洋之
「じーちゃん、ただいまー。」










































祖父
「お帰り、洋之。」


洋之
「その頃はじいさんと二人暮らしで、
 両親が残した多少の財産と、

 じいさんの蓄えで細々とやっていたが・・・。」









































洋之
「寂しかった事は一度も無かった。
 気付いた時にはもう二人だったし、
 俺はこのじいさんが大好きだったから。」































































洋之
「そしていつの頃からか…。
 じいさんの膝で甘える事をしなくなった。
 一緒の布団で寝る事ももう無い。
 もう甘えられないと思い始めてしまったから。」






















五年後、洋之・中学一年生、都香・小学五年生。
学校が別れてしまった為、暫く二人は疎遠になりました。

それから二年後。


●洋之・中学三年生、都香・中学一年生。





























































入学式の日、二年振りに再会。
この頃から洋之は、都香を女性として意識し始めます。










































程無くして都香も、洋之を意識し始めます。


洋之
「最近じーちゃん、小さくなった気がするんだ…。」
























洋之
「行ってくるよ、じーちゃん。」











































祖父
「ああ。行っておいで、洋之。」


卒業式。









































洋之
「他に行きたいとこ無きゃ、うちの高校来いよ。」






















都香
「うん。そういう事にする。」


そしてまた暫く、二人は疎遠になります。

それから二年後。


●洋之・高校三年生、都香・高校一年生。





















入学式の日、また二年振りに再会。






















都香
「ヒロちゃん、就職コースなんだね。
 大学へは行かないの?」
洋之
「ああ、うち金無いし。」
都香
「ええっ、あんなお屋敷なのに?」
洋之
「でかいのは家だけだもん。
 俺とじいさんしか居ないし。
 それに、やっと自分の力で稼げるんだ…。」






















洋之
「じいさん、ただいまー。」










































祖父
「ああ。お帰り、洋之。」























洋之
「・・・・・・。」






















洋之
「いつの頃からか、じいさんの上に
 確実な”老い”を感じるようになった。
 年寄りと暮らすのは、何か切ない。
 老いとともに、ただただどこまでも優しくなっていく
 じいさんが切なくて。
 いつの頃からか、強く思うようになった。
 早く大人になりたいって。」






















洋之
「守られるだけの子供じゃない。
 自分の力でじいさんを支えられる、大人になりたかった。
 安心させて、楽をさせてやりたい。
 美味しいものを食べて、良い思いを沢山して欲しい。
 今まで、俺に注いでくれた愛を、
 どうかして返したかった。」






















洋之
「大人になれば、全て叶う。」























祖父
「ゴホッ、ゴホッ…。」
洋之
「やっぱり、病院行った方が良いんじゃないか?」
祖父
「そんなに大袈裟にする程のもんじゃないよ。
 いいから学校に行っておいで。」
洋之
「・・・うん。」










































祖父
「・・・ああ、洋之はずいぶん、大きくなったんだねえ。
 この間まではまだ、ほんの
小さな子供だと
 思っていたのに。
 もう立派な若者だ。」





















洋之
「・・・・・・。」





















祖父
「おかしいねえ、今頃気付くなんて。」























洋之
「・・・・・・。」
























都香
「あ、ヒロちゃん。」









































都香
「・・・・・・。」
























洋之
「じいさん、食いもん作ったよ。

 ・・・じいさん?」


職が決まり、いざこれから稼げるとなった矢先、
祖父は永眠してしまいました。


そして、お葬式が終わった後。











































都香
「ヒロちゃん、お葬式に来てくれた人達、皆帰ったよ。
 気が張ってて疲れたでしょう。
 何か食べる?」
洋之
「いや、いい。色々ありがとな。
 後は俺一人で平気だから、今日はもう帰りな。」
都香
「でもヒロちゃん、何も食べてない。
 そんなんじゃ体壊しちゃうよ・・・。」






















洋之
「ありがとう・・・。でも本当に大丈夫だから・・・。
 今日はもう帰って。」
都香
「・・・・・・。」























洋之
「何やってんだお前・・・。」
都香
「だって。傍に居たかったんだもん。」
洋之
「・・・あほう・・・。」






















洋之
「どうして間に合わなかったんだろう・・・。」



















 




洋之
「あんなに愛していたのに・・・。
 何も出来なかった・・・。

 いつも恐かった。
 いつかはじいさんと、別れなきゃならない事が。
 それなら何かを残してからにしたかった。
 なのに・・・。
 苦しい・・・。
 何も残せなかった・・・。

 してやりたかった事ばかり・・・頭の中でずっと!」






















洋之
「もう何も出来なくなってしまった!」










































都香
「でもヒロちゃん・・・。
 おじいさんはそんなふうに
 思ってらっしゃらなかったかもしれないよ。」























洋之
「・・・。」























都香
きっと、おじいさんの愛はもっと大きかったよ。
 ヒロちゃんがただこの世に生れてきてくれただけで
 充分満たされるくらいに。
 きっと、愛はそれほど深いんだよ
。」























都香
「私じゃ、おじいさんの代わりになれないかなぁ?」























洋之
「この後、俺達は都香の高校卒業を待って
 すぐ結婚をする。」





















洋之
「翌年から、三年続けて可愛い女の子に恵まれ、
 生活は苦しいけれど、幸せだった。」










































洋之
「今ならじいさんの気持ちが分かる。

 生まれてきてくれただけで良い。
 それだけで嬉しいから。

 じいさんの思いは今、俺の中に流れ、
 子供達に受け継がれてゆく。」






















洋之&都香
愛は広がってゆくものだから。」



洋之は自分が父親になる事で、
おじいさんの気持ちを理解する事が出来ました。


以上ですが、私は初めて、泣き崩れるという体験をしました(´Д⊂
この話を観る度に、一年分くらいの涙が出てきます。。
実際、記事を書いてる最中も
何度もこのおじいさんの事を思い出して、やばかったです。
普段の、ほのぼのとした洋之&都香夫婦からは想像もつかない
過去話だったので余計に。。
このようにSSを交えた説明ですと、少し伝わり難いと思いますけれど。
愛情という形の無いものが、痛いほど伝わってくるこの作品。
津田先生、庵野監督は本当に凄いと思いました。

TVアニメ版では特に、鷺巣氏の音楽の力がとてつもなく大きいです。
ですので、出来ればTVアニメで見て頂きたい気持ちです。
極端に言えば、この第16話だけでも良いので見て頂きたい。。


放映当時は毎週欠かさず見ていた訳ですが、
横を通りかかった母から、
「あんた、そんなもん(中学生にもなってアニメ、しかも少女漫画の)
 観ようと?」
と言われました。

でもこのカレカノやフルーツバスケットは、
胸を張って面白いと言う事が出来ます。

逆に、偏見で物を観ようとする親を可哀そうだと思いました\(>ヮ<)/